韓国の昔話
むかし、あるところに木こりが住んでいました。彼はとてもやさしくて、正直(しょうじき)な人でした。
ある日、彼は自分のおの(une hache)を池(いけ)の中に落としてしまいました。
すると、とつぜん池の中から神仙(しんせん:神さま、仙人)が現(あらわ)れました。
彼はびっくりしました。
神仙は木こりにききました。「この金のおのはお前のものかい?」
木こりは「いいえ。」と答えました。
そうすると、神仙は銀(ぎん)のおのを見せてききました。
「じゃ、この銀のおのがお前のものかい?」
木こりは「いいえ。」と答えました。
そうすると、神仙は木こりのおのを見せてききました。
「このおのがお前のかい?」
木こりは嬉(うれ)しそうに答えました。「はい。」
神仙はこうぜんと大笑いして、木こりを誉(ほ)めました。
「おお、お前は正直だ。よしその褒美(ほうび)にこの金のおのと銀のおのとお前のおのと全部やろう。」
木こりは喜(よろこ)んで、金のおのと銀のおのと自分のおのをもらって、家へ帰りました。
マドンナ と 日本
14 年前
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