2009年11月22日日曜日

昔話② シンガポールの昔話

シンガポールの昔話「赤い丘(おか)」

昔々(むかしむかし)、ある小さい南の島に漁師(りょうし)がたくさん住んでいました。そして、毎日幸(しあわ)せに暮(く)らしていました。

しかし、ある日、無数(むすう)のカジキ(espadon)が海からやってきました。そのカジキはとても凶悪(きょうあく)で危(あぶ)なかったですから、たくさんの漁師が殺されてしまいました。その島の皆(みな)は海へ行く勇気(ゆうき)がなくて、魚が捕(と)れませんでした。島の人たちは大変困(こま)っていました。

ですから、島の国王は良い方法を見つけたいと思っていました。その頃(ころ)、アリーという若(わか)い男がいました。アリーは頭がよかったですから、いい方法(ほうほう)を考えました。そして、国王に教えてさしあげました。

「国王様、もし私たちが海辺にたくさんバナナの木を並(なら)べたら、カジキはバナナの木の幹(みき)の中にぶつかります。その幹はとても柔(やわ)らかいので、カジキは動けなくなります。その後で、漁師たちはカジキを捕ればいいのです。皆はもうカジキを恐がらなくなるでしょう。」アリーは国王に言いました。

国王はアリーの指示(しじ)に基(もと)づいて行(おこな)いました。漁師たちはカジキを全(すべ)て捕りました。島の人たちは幸せな生活にもう一度戻(もど)りました。そして、とても喜(よろこ)びました。

しかし、国王は心がせまくて、悪い人でした。アリーに人気が出たのを見て、心配(しんぱい)になりました。そして、ある夜、国王の暗殺者(あんさつしゃ:assassin)がアリーを殺しました。アリーは丘の上に住んでいました。彼の血は丘の上から溢(あふ)れて、地面(じめん)を全部(ぜんぶ)赤く染(そ)めました。

これがシンガポールのレッドヒール(赤い丘)の名前の由来(ゆらい)です。

1 コメント:

Eric Le Grossec さんのコメント...

可愛いな昔話でした。。。
妻はそのリンクを教えただからルハブルに住みます。東京の後で。ふりがなでありがとうございました。

 
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