白雪姫
この昔話はフランスでとても有名です。子供たちはこの昔話が好きです。
むかし、あるところに女王がいました。この女王は子どもがほしかったです。女王には夢がありました。世界でいちばんきれいな女の子がほしかったのです。
ある日、女王は窓の近くで縫い物をしていて、血を流しました。雪が赤くなりました。そこでおねがいごとをしました。
それから、しばらくして、白雪姫が生まれました。でも、白雪姫が生まれたとき、女王は死んでしまいました。
王は他の女の人と再婚してしまいました。この新しい女王はとても意地が悪くて、白雪姫が嫌いでした。女王は手鏡と話します。女王が手鏡に「世界でいちばんきれいなのはだれ?」ときくと、「白雪姫がいちばんきれいです」と答えました。
ですから、女王は白雪姫に嫉妬しました。そして、狩人に「白雪姫をしとめなさい。」と言いました。
でも、この狩人は気が弱くて、白雪姫を殺すことができなかったので、白雪姫を森におきざりにしました。
白雪姫は森で7人の小人に会って、友達になりました。働きながら、白雪姫も7人の小人の家に住んでいました。
ところが、白雪姫が生きていることがわかった女王は、魔女にばけて、白雪姫のところにリンゴを持って行きました。リンゴの中には毒が入っています。リンゴを食べた白雪姫は倒れました。
そこへ、王子がとおりかかりました。王子が白雪姫にキスをすると、白雪姫は生き返りました。それから、二人は一生幸せにくらしました。
2009年11月29日日曜日
昔話③ フランスの昔話
2009年11月22日日曜日
昔話② シンガポールの昔話
シンガポールの昔話「赤い丘(おか)」
昔々(むかしむかし)、ある小さい南の島に漁師(りょうし)がたくさん住んでいました。そして、毎日幸(しあわ)せに暮(く)らしていました。
しかし、ある日、無数(むすう)のカジキ(espadon)が海からやってきました。そのカジキはとても凶悪(きょうあく)で危(あぶ)なかったですから、たくさんの漁師が殺されてしまいました。その島の皆(みな)は海へ行く勇気(ゆうき)がなくて、魚が捕(と)れませんでした。島の人たちは大変困(こま)っていました。
ですから、島の国王は良い方法を見つけたいと思っていました。その頃(ころ)、アリーという若(わか)い男がいました。アリーは頭がよかったですから、いい方法(ほうほう)を考えました。そして、国王に教えてさしあげました。
「国王様、もし私たちが海辺にたくさんバナナの木を並(なら)べたら、カジキはバナナの木の幹(みき)の中にぶつかります。その幹はとても柔(やわ)らかいので、カジキは動けなくなります。その後で、漁師たちはカジキを捕ればいいのです。皆はもうカジキを恐がらなくなるでしょう。」アリーは国王に言いました。
国王はアリーの指示(しじ)に基(もと)づいて行(おこな)いました。漁師たちはカジキを全(すべ)て捕りました。島の人たちは幸せな生活にもう一度戻(もど)りました。そして、とても喜(よろこ)びました。
しかし、国王は心がせまくて、悪い人でした。アリーに人気が出たのを見て、心配(しんぱい)になりました。そして、ある夜、国王の暗殺者(あんさつしゃ:assassin)がアリーを殺しました。アリーは丘の上に住んでいました。彼の血は丘の上から溢(あふ)れて、地面(じめん)を全部(ぜんぶ)赤く染(そ)めました。
これがシンガポールのレッドヒール(赤い丘)の名前の由来(ゆらい)です。
昔話① 韓国の昔話
韓国の昔話
むかし、あるところに木こりが住んでいました。彼はとてもやさしくて、正直(しょうじき)な人でした。
ある日、彼は自分のおの(une hache)を池(いけ)の中に落としてしまいました。
すると、とつぜん池の中から神仙(しんせん:神さま、仙人)が現(あらわ)れました。
彼はびっくりしました。
神仙は木こりにききました。「この金のおのはお前のものかい?」
木こりは「いいえ。」と答えました。
そうすると、神仙は銀(ぎん)のおのを見せてききました。
「じゃ、この銀のおのがお前のものかい?」
木こりは「いいえ。」と答えました。
そうすると、神仙は木こりのおのを見せてききました。
「このおのがお前のかい?」
木こりは嬉(うれ)しそうに答えました。「はい。」
神仙はこうぜんと大笑いして、木こりを誉(ほ)めました。
「おお、お前は正直だ。よしその褒美(ほうび)にこの金のおのと銀のおのとお前のおのと全部やろう。」
木こりは喜(よろこ)んで、金のおのと銀のおのと自分のおのをもらって、家へ帰りました。
2009年10月29日木曜日
一回目の作文
先週の金曜日に言いましたが、一回目の作文は「昔話(むかしばなし)」です。
ちょっと言葉(ことば)がむずかしいかもしれませんが、がんばってくださいね。
作文は11月6日までに出してください。
いろいろな国の昔話が読めますね。フランス、シンガポール、韓国、オーストリア。
とても楽しみです。
これは、先週読んだ「浦島太郎(うらしまたろう)」のお話です。
むずかしいと思いますが、見てみてください。
2009年10月21日水曜日
新学期(しんがっき)
今年の授業(じゅぎょう)が始まって、もうすぐ一か月。はやいですね。。。
今年のN3の授業は3人だけの小さいクラスです。今まで違(ちが)うところで日本語を勉強してきたので、日本語のレベルもいろいろです。国もいろいろです。韓国、シンガポール、フランス。おもしろいクラスです。
これから、いっしょに日本語の勉強をがんばりましょう!
それから、今日本で勉強しているみなさん。
みなさんのブログは生きています! 日本での生活をブログに書いてくれれば、とてもうれしいです。
2009年6月20日土曜日
マンガコンクール
カテゴリーA・Bあわせて、140のマンガが集まったそうです!
その中から選(えら)ばれた30のマンガが、7月2日(木)~5日(日)にパリ日本文化
会館(maison de la culture du japon)の地下3階で見られるそうです。
みなさんのマンガはその中に入っているでしょうか?(ドキドキ!)
入っていても入っていなくても、どんなマンガが選(えら)ばれたのか、ぜひ見に行って
ください。
「Japan Pop Culture Festival」についてはこちらのサイトを見てください。
2009年6月7日日曜日
西の魔女が死んだ
この週末、娘(むすめ)といっしょに「西の魔女(まじょ:sorcière )が死(し)んだ」という映画(えいが)を見ました。日本の映画です。
ある日、「マイ」という中学一年生の女の子が、「もう学校へ行かない」と言いました。
それで、マイのお母さんはしばらくマイをおばあちゃんの家へ行かせることにしました。
マイのおばあちゃんはイギリス人で、森の中に一人で住(す)んでいます。実(じつ)は、おばあちゃんは魔女なのです。そして、マイも魔女になるために、修行(しゅぎょう:apprentissage)をします。そして、毎日の生活(せいかつ)がとても大切(たいせつ)だということを学(まな)んでいきます。
この映画の中で、おばあちゃんの役(やく:rôle)をしているのは、サチ・パーカーという人です。(シャーリー・マクレーンの娘です。)6歳(さい)から12歳まで日本に住んでいたそうです。ですから、とても日本語が上手(じょうず)です。きれいな日本語でゆっくり話しますから、とても分かりやすいです。みなさんも見てみてください。きっとよく分かると思いますよ。